- 相手選手のポイント間が長い
ポイントとポイントの間は、25秒以内です。
気になるようなら、ロービングアンパイアを呼んでみてもらいましょう。
- セカンドセット 3-1のゲームでポイントが分からなくなる。
両選手が忘れたポイントはなかったことにする。
わかっているポイントを足して試合を再開する。
- 相手のジャッジに不満
セルフジャッジ5原則を基本に、フェアプレイに則り相手のジャッジを尊重しましょう。
気になるようなら、ロービングアンパイアを呼んでみてもらいましょう。
- ファーストセット6-6タイブレーク終了後、サーブの順番とエンドがわからない。
タイブレーク終了後は、エンドを交代し、タイブレークの1ポイント目のサーバーがレシーバーになります。
- アウトボールを打った選手が、その後隣からのボールの侵入があり、レットではないかと主張する。
打った後の侵入なので、アウトは成立します。
- タイブレークの1ポイント目をアドバンテージコートから始めてしまった。
2ポイント目は正しいサーバーが、正しいポジションから始めてもらう。
- 足がつって、リタイアしたい。
自分たちで試合を終了させないでください。
レフェリーが認めた場合、リタイアが成立します。
- アウトです。と言ってボールマークを指す。
ボールマークチェックは、クレーコートのみで行われます。
オムニコートでは、チェックできません。
ボールの落下点とラインとの間に明らかスペースがあればアウトです。
スベールが無い場合は、インです。
- 対戦相手がフットフォールトしている。
フットフォールトは、選手は取れません。必ず、ロービングアンパイアを呼んで下さい。
- 痙攣してしまった。
痙攣しても決められた時間内にプレーを続けることが出来る場合はそのままプレーを続けてください。
プレーが続けられない場合、ロービングアンパイアを呼んで下さい。
- プレー中、ネットに触ったけれど、だれも止めずにプレーを続け、ポイント成立した。
ポイント成立です。ネットに触った事実はなかったことになります。
- 3ゲーム目でエンドチェンジを忘れ、4ゲーム目が終わってしまった。
直ちに間違いを訂正し、スコアに応じた正しいエンドからサービスする。
- タイブレークの仕方がわからない。
試合前にロービングアンパイアを呼んでお互い確認して下さい。
- ミスジャッジをRUが外からオーバールールした。
1回目なので、リプレイにする。2回目からは失点になります。
- 1ストサービスをフォルトとコールしたが、ペアがインに訂正し返球が正しく相手コートに入った場合
1回目は、相手への故意ではない妨害としてポイントレットにする。2回目以降は故意に妨害したとして失点になります。
ただし、ミスジャッジの前に打たれたボールが明らかなウイニングショット・エースまたは返球がアウトした場合は相手への妨害が起こっていないので、1回目であってもミスジャッジをしたプレーヤーチームの失点となる。ダブルスのペアの判定が食い違ったとしても同様の扱いとする。
- ゲームカウント1-2 レシーブのポジションを間違えて2ポイント終わってしまった。
このゲームは間違えたまま続ける。次のレシーブゲームで正しいポジションに修正してもらう。
- ボールが隣のコートから入ってきた。すぐにレットをかけたが、対戦相手は気づかなかった。
対戦相手は気づかず返球したが、レットを直ぐにかけていたので、リプレイとなる。
- 対戦相手の返球時のフォームをアウトのハンドシグナルと勘違いし、返球したらネットした。
対戦相手は、アウトコールはしていない。ネットした選手の失点となる。
JTAテニスルールブック2024参照